あの日みた、いつぞやの戯れ

私の名は、だくてん。漢字で書くと、濁点。 とりたてて特徴もない、極々普通のコッチ男子。 余りに特徴もないので、あえてのブログ。あえての与太話。  話が飛ぶのは、自由の証。 さぁ、捕まえてごらんなさい 。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ

気づいて欲しいの (心霊番組から伝わる、一瞬も一生も美しく)

お盆ですね。長期休暇ですね。

みんな、バカンスしてる?

俺みたいに「普段は都会に住んでて帰省してくるイケメンホモをアリジゴク戦法で絡め取る」目論みとか、してない?

気づいて!

イケメンホモは田舎に帰省なんてしないで、沖縄とか台湾とかにバカンスしに行ってる。で、旅先の解放感からプールパーティとかバーベキューとかしこたま楽しんで、その流れで乱〇とかしてるんだって!知ってるんだからっ!

と、意味の分からない供述をしており慎重に捜査をされてる、だくてんです。

ご無沙汰しております。

被害妄想もたけなわ。いいお盆です。

 

 

 

 

やっとのことで心霊番組をやってくれて、テレ東には感謝の気持ちでいっぱい。

15分で飽きたけど、満喫したよ♥ミ

 

やっぱり幽霊っつったら女の霊だよね。

しかも長髪に限る。つか、長髪の霊しか観た事ない。

霊からしてみたら、心霊番組で自分がフューチャーされるのはほんの数十秒。

アップで顔が映るなんて、ほんの2~3秒。

間違っても男と思われたくないよね。

霊媒師とかに「これはこの場所で事故にあった40代の男性の霊ですね」とか年齢も性別も間違って放送されちゃったりなんだりしたら、そりゃ女の霊も成仏できねぇって。クレーム物だよ。「アタシ20代なんですけどっ!」つって。

だから、みんな気づいて欲しがる。

アタシは女だと。女の霊、それがアタシだと。やだ、アン・ルイスみたい。

 

 

 

だもんで、心霊番組に登場するリア充女霊はみんなロン毛。

放送されるほんの一瞬で「あ、これ女の霊だっ!」って分かって貰わないといけないからね。ショートやボブ、まして巻き髪なんていません。

ショートだと男と間違われるし、

ボブや巻き髪だと「やだその髪型オシャレ!どこの美容院?」ってなって「えっとananで紹介されてた代官山の・・・つかアタシの恨み聞いて?あとで?そっすか・・・」になっちゃう。アタシの2~3秒を返せってなるよね。

だから霊側の一瞬にかける情熱、ハンパない。

化粧品は資生堂一択だな。

一瞬も一生も美しく!とか言いながら心霊番組出てる。死んでるけど。

その気概、見習わないとね。

 

 

 

普段、なにげなく無難にホモしてるとさ、この「一瞬にかける!」っつー気概とか気合とかを意識せずに暮らしてる訳よ。

一瞬を美しくできないホモが一生を美しくいられるか!っつー信念、忘れがち。

ホモでなくていいけど。

毎年、この時期になって心霊番組を観て思い知らされる。

見習え!彼女達(霊)を!と。

彼女達はあの一瞬、すんげー輝いてる。

目とか、キラキラしてる。

「アタシ、この表情に自信があります!」

「このポーズできるのアタシだけです!」

すんげー生き生きしてる。死んでる事実が霞む。

 

 

 

で、思うのです。

ホモがかけるべき一瞬ってなによ?と。

2丁目の交差点ですれ違い様、さりげなくも鋭く視線をやりとりされる時とか?

ニベロ(2丁目のベローチェ)で席につくまでに交わされる視線とか?

ゲイバーのドアを開けた時に客たちからの視線(品定め)を浴びる時も?

そうか、あれがそうだったのか。

勝負の一瞬がありすぎて眩暈がしそう。

今までどれだけの一瞬を無駄にしてきた事か。

40年の重み、右肩あたりにずっしり来るわ。

水子のせいなんかじゃない、だってホモだし。

 

 

今を(死んだ魚のような目をしながら)生きている俺ホモが師と仰ぐべき存在が霊だったとは。生き生きとした霊だったとは。

「こんなハズではなかった」とは私のセリフ。

輝いて見せる!あのテーブルの下で白目を剥く女の霊に代わって!

見てらっしゃい!

この夏を阿鼻叫喚の渦にしてやるんだからっ!

もとい、歓喜に湧かせちゃうんだからっ!いろんな技使って(企業秘密)。

 

 

気づいて欲しいな、ここにだくてんの生霊がいるよ。

恨めしや~

裏舐めぇや~