あの日みた、いつぞやの戯れ

私の名は、だくてん。漢字で書くと、濁点。 とりたてて特徴もない、極々普通のコッチ男子。 余りに特徴もないので、あえてのブログ。あえての与太話。  話が飛ぶのは、自由の証。 さぁ、捕まえてごらんなさい 。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ

良妻の嗜みは魔法の修行

常日頃。

いや、隙あらば。

男心をわし掴む事に心を砕いてきたのですが、どうやら砕きすぎてしまって、原状回復も儘ならないレベルにまで到達してしまったようで。

 

 

モー娘。の工藤遥ちゃんが『最年少13歳です!LOVEマシーン発売後生まれです!』っつって、周りが『えーーーーっ!』ってなるまでが様式美のようになってて、

そうか、ファンの心を掴む会話っつーのはコレか!って思って。

 

『だくてん、39歳です! オイルショック後生まれです!(テヘッ 』っつったら、

『で?』って顔されて、周囲の心じゃなくて空を掴んだりしてたらブログを書く暇がなくって現在に至ってたんですコンバンハ。ご無沙汰してます。

皆さん、お元気ですか? 

私、魔女のだくてんといいます。こっちは黒ずんだチ(ry。

おち〇こ揉んだりもしたけれど、私は元気です。

 

 

 

 

やっぱり、料理上手な嫁って憧れるじゃない?

一人暮らしをしていた頃(魔女の修行ではなくて)。

大抵はコンビニ弁当とかほか弁とかで済ませていたんだけど、たまーに、ごくたまーに、魚が食べたくなる事があって。それも煮魚を欲してしまって。

「男心を掴むには、まず胃袋から」っつージャン。

今まで男心を掴み切れてなかったのは、積極的に別の所を掴んでたからに違いない。

掴む場所、間違ってた。嫁、失格。

よっしゃ、作ったる!いい嫁目指したる!っつって、スーパーでブリの切り身とか買い込んで。

とりあえず目指したよね、ブリ大根を。ブリ大根を得意とする嫁を。

 

 

料理なんて普段しねーから、魚料理なんて全く分からなくて。

パソコンで『簡単ブリ大根レシピ』的なサイトを開きつつ作ったよね。

これで上手につくれなかったらお前もう料理すんな!って位、丁寧な写真つきのやつ見ながら。

切り身に塩振ってすこし置け、と言われれば置き。

料理酒で切り身を洗え、と言われれば洗い。

俺以上に従順かつ理想的なサイト閲覧者はいねぇんじゃね?ってくらい料理サイトの言うがまま、指示するがままに台所とパソコンとの間を往復すること30回。

29回目の往復あたりでプリンターの購入・・・と頭をよぎったけど、気合であと1往復して完成した、人生初のブリ大根。

「よくやったね、えらいよキキ」とか、独り暮らしのアパートに若干反響した自分の声におののきつつも喜びを隠しきれず、ややテンションが上がった状態で食した時の驚きのパサパサ食感。

煮てるのに身がパサパサとかいう謎の奇跡。魔法か?

『あたし嫌いなのよね』とかいうセリフが脳裡を過る事、数十分。

 

肉じゃが作ろうとして、みりんと酢を間違えて異臭騒ぎを起こしたな、とか。

『炊飯器で簡単パンつくり』ってサイト見て、出来たのが円盤投げみたいな物体だったな、とか。

過去に唱えた呪文の数々を思い出したよね。

ちなみに、円盤は投げたよ。円盤としてはよく出来てた。

 

 

そんなこんなで料理をしなくなって、早5年。

男の胃袋を掴む術はなくなってしまったけれど、今も魔女として修行に励んでます。

ステッキさえあれば、魔法は使えるもんですよ。