あの日みた、いつぞやの戯れ

私の名は、だくてん。漢字で書くと、濁点。 とりたてて特徴もない、極々普通のコッチ男子。 余りに特徴もないので、あえてのブログ。あえての与太話。  話が飛ぶのは、自由の証。 さぁ、捕まえてごらんなさい 。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ

性欲と景気(どうだ、明るくなつたろう?)

季節外れの、余りの寒さに。

 

こんな所で、あの時の角度(前かがみ90°)の姿勢でいたら、ふしだらかしら?

と、急に心配になって周囲を見渡してみたけれど、割と皆さん気になさっていないご様子だったので。

 

もう、この際。

 

『すげぇいいっす!うっす!うっす!うーーーーーーっす!』

 

と、とびっきりのアヘ顔で叫ばなければ割と日本は平和、という事に気づいて、

無難に今日を乗り切った、だくてんと申します。

もうご存知とは思いますが。

 

今度は、四つん這いを試してみたいと思います。

あ、誤解して貰いたくはないのですが。

俺は常にこんな事を考えながら毎日を過ごしていますが、決して性欲に憑りつかれてる訳じゃないからね。

 

 

 

 

 

 

草食系男子なるジャンルが確立されて、久しい。つか、もう古い。

恐らくは。

このジャンルを作りあげ、世に知らしめたのは、バブルを体験した編集者さん達だろうね。

若い子は知ってるかしら? あのバブル期の、気のふれた空気を。

 

 

残念な事に。

俺は年齢的にバブルの恩恵に浴する事なく、この腐敗した世界に産み落とされたゴッドチャイルドなんですが、当時10代の俺からしても、世の中の浮かれ具合は異様に思えた。

田舎町に暮らしていたから、当時はテレビドラマとかで、石田純一や浅野温子の振る舞いを観ても、「東京ってそういうもの」と納得していたんだけど、今となってみたら、なんだよやっぱり異常だったのか、と。

 

 

当時。

世の男達は、

一年先のクリスマスイブのホテルの予約に奔走し、雑誌でティラミスが美味しいと話題のイタリアンレストランで食事した後にするセックスに思いを馳せてた。

一年先のセックス・・・だとぉ?

そのモチベーションは、どこからやってきたのかしら。

一週間先のセックスの予定も満足に立てる事ができない俺からしたら、神憑り的なスケジュール管理能力。これがスタンド使いか。

 

 

 

思えば。

当時のどのテレビ番組からも、発せられる空気感は「セックス」だった。

もう男も女も、ヤリたくてヤリたくて仕方がない空気。

みんな、その空気感の中で、

「絶好調!真冬の恋 スピードに乗って」「溶けるほど恋した」がってた。

どうやって、ここまで性欲を維持し続けられたのか。

 

金、だな。

みんな、金、持ってた。

 

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さらに突き詰めれば。

昔から日本は、勤労が美徳。

あのころは、仕事に打ち込めば打ち込む程に、1万円札が増えていったらしい。

勤労の成果が1万円札の枚数になって現れるのだから、そりゃ達成感もあろうし、自信もつくわな。

 

仕事で24時間戦った男の自信が、リゲイン男に。

女も相当に仕事を頑張ったから、鉄骨娘に。

双方の、ありあまる活力と鉄分とカルシウムが、性欲に燃料をくべ続けていたんだろうな、と勝手に想像。

 

 

 

あの頃、二丁目デビューしたかったわぁ。

「あちらのお客様からです」とかカクテル差し出されたかったわぁ。

バブルが崩壊した1991年、俺は17歳だったんだけどね。

もう20年以上経つんですね。

失われた20年とやら、ですか。

奇遇ですね、わたくしも、この20年で色々失ってきましたよ。

今ならゆっくり、膝を突き合わせて美味しくお酒が飲めそうですね。

今度、一緒に飲みましょう。

その時はもちろん、バブルさんのおごりで。

 








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