ゴールデンウィーク初日の逢瀬(あなたの温もりを探してシーツに手を沿わせたの)
恋愛運、運命の出会い。
所詮、全て「運」だよな、と達観できたら、どれだけこの変わり映えしない毎日を、もう少し気楽に過ごす事ができるだろうか。
けれども、それすら運任せにしてしまったら、運命の出会いと宝くじの当選確率が同率になってしまう。
むしろ、度々購入している宝くじの方が当選確率高いかも、と思ったら、
今、猛烈に宝くじを買いたい。
6億円、掴みたい。
今朝がた。
ベッドで一人まどろんでいたら、なにやら二の腕が痒い。
見ると、蚊に刺されてた。
今シーズン、初。
今シーズン、初の男。
やったね!2013年の姫始め、完了!
いやぁ、ようやく成し遂げましたよ。
苦節4か月。
去年からカウントすると、えっと・・・ゴニョゴニョ・・・、
カウントはしないけど、とにかく成し遂げた!
彼ったら、気づいたらもう姿を消してて。
「おはよう。仕事があるから、行くね」とかメモすら残さずに。
遊び慣れてるのね?
憎い男。
他のオンナの所に行ってしまうのね?
モテる男。
「さよなら、利き男・・・」なんて、呟いちゃって。
あの人の温もりを探して、シーツを手でまさぐっちゃって。
ようやく見つけたのは、枕に残った俺の加齢臭。
その、すえたような刺激臭を嗅いで我に返って、ある事に気づく。
血を吸う蚊って、メスじゃね?
そんなゴールデンウィークの初日、無事消化。
こんな調子で、与えられたミッション(GW)、コンプリートしていく所存です。