【世界名作童話】マッチョが売りの僧侶
昔から語り継がれる童話って、現代にそぐわなくなってきてませんか?
例えば、マッチ売りの少女。
冬の真夜中にマッチなんぞ売ってる少女がいたら、補導されるよね。家出少女かっつって。
もうちょっと現代風にアレンジした方が、現代を生きる子供たちの心を掴むんじゃねーかな?
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寒い日の夜。
マッチョが売りの僧侶がいました。
「亀頭・・・じゃなかった、祈祷はいかがですか?」
誰も目を合わせてくれません。冬の夜風と同じように、世間も冷たいものです。
寒さに凍えた僧侶は、手で亀頭を擦り・・・じゃなかった、手を合わせて祈祷して身体を温めました。すると、(*´∀`*)アッタカーイ ものがこみ上げてくるではありませんか。
マッチョが売りの僧侶が、一心不乱に擦り・・・じゃなかった、祈祷をしていると、様々な情景が浮かんできました。
「これがいいのか!」
「もっと啼けよ!」
「いい感じにトロトロだぜ!」
身体を温めたいマッチョが売りの僧侶は、亀頭を刺激し続け・・・じゃなかった、祈祷し続けました。
そのおかげか、凍える程だった身体が熱く火照り始めました。
もっと見たい。もっと温まりたい。
一心不乱に亀頭を・・・じゃなかった、祈祷し続けました。
翌朝、道端には下半身を露出したマッチョが売りの僧侶の、冷たくなった亡骸が横たわっていました。
可愛そうだね。マッチョが売りの僧侶。
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こっちの方が、現代風。
意外と、地方紙の社会面で見そう。
物質的に豊かになった現代において、不幸を表現するのって意外と大変なものです。
不幸なセクシャル・マイノリティを扱う事で、より深い見識が得られるはず・・・なんて事は・・・ねぇな。