あの日みた、いつぞやの戯れ

私の名は、だくてん。漢字で書くと、濁点。 とりたてて特徴もない、極々普通のコッチ男子。 余りに特徴もないので、あえてのブログ。あえての与太話。  話が飛ぶのは、自由の証。 さぁ、捕まえてごらんなさい 。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ

【世界名作童話】白濁姫

『白雪姫』ってご存知ですか?

幼い頃から、白雪姫のお話をよく聞いていたのですが、何の教訓も読み取れないまま大人になってしまいました。

きっと、大人になれば分かる。
そう信じて40年程人生を歩んできましたが、やっぱりどうして、分かりません。

もしかしたら、童話ではなくて日記なのではないか?
すると、私たちに身近な、とある情景が浮かんできたのです。


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ある所に、大胸筋が発達し、ガチムチした肉体が魅力のイケメンなお姫様がいました。
人々は、お姫様が大量の白濁した液体を放出することから、尊敬と畏怖の念を込めて、白濁姫と呼んでいました。


ところがある日、姫の美しさ(と、白濁した液体の大量さ)が、割と業界で有名な女王様(ママ)の耳に入ってしまいます。


女王様は、かつては大層美しく、絶倫さと性的魅力に溢れる肉体を武器に、狙った男は逃がさない、マンイーターの名を欲しいままにしていた。
マンイーターとは、カッコいいですね。

女王様が若かりし頃は、世の中バブル真っ盛り。
広瀬香美を聴きながら、ゲレンデで札束と白濁液を撒き散らすのがオシャレな時代です。
私も、そんな時代を生きてみたかった。


しかし、中高年期に差し掛かり、かつて美しかった自分と現在の自分との違いを上手く受け入れる事ができずにいました。


それでも、かつて美しかった名残りは女王様の努力によりちゃんと残っていたし、顔を出す頻度は減りましたがテニスサークルに継続して参加していた事、何より、女王様自身に何ら責められる咎もないのですから、夜を殿方と共にする事もありました。幸せな事です。


しかし、不安な女王様は殿方に問い続けます。

「私、綺麗?」
「次の週末も、また会える?」
「こんなプレイに興味はない?」


優しい殿方も、次の質問には流石に腹がたちました。

「世界で一番美しいのは誰?」

「流石に、世界一はお前じゃねぇだろ」

女王様が辛うじて保っていた自尊心は、粉々になってしまいました。
そのままの貴女で十分に美しいのに。


女王様は魔女に扮し(ハロウィンイベント用に、衣装や小道具は持ち合わせていましたから)、白濁姫に毒入りのビール酵母を飲ませる事に成功しました。

白濁姫もいけませんね。ビール酵母なんて飲まなくても大量に放出できるというのに。欲張ってはいけません。


毒の効果で、白濁姫は深い眠りから覚めなくなってしまいましたが、それでも姫は、あっという間に、
今風に言えば、入店早々に(どこに?)、
寝込みを襲う事と、野外で行為をする事に性的興奮を覚える、白馬に乗った王子様によってスッキリ目覚めたんだそうです。入れ喰いってヤツですね分かります。


女王様はと言えば、それまで通りに暮らしているそうです。
女王様に罰はないのかって?
ありませんよ、こんなのはよくある話。
第一、女王様は何も悪くないじゃないですか。
私たちだって、いずれは女王様になるんですからね。


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人生、生きてると色々あるよね?ってお話でした。